フランスワーホリ体験記(その3)
今回で、フランスワーホリ体験記のご紹介も3回目になります
今回は、2009年10月に1年のワーホリ滞在を終えて帰国された西田悠子さんの体験記をご紹介します。
滞在先は、アルザスです。 これからフランスで働き始める方に言えることは 一年という時間は、同じ時間の長さだけれども、この一年間の一日・一日は、言葉では伝えきれない程たくさんの経験ができるということです。
働いている、まさにその最中では、自分の立ち位置が、まだまだわかっていなかったと今は思えることもあります。それは、働き始めたころに比べて、徐々にフランス語がわかると思えるようになった頃、同僚との仕事のやりとりに変化が出てきたのをはっきりと感じました。
もちろん、今まで仕事を日本でしていた事で、言葉の説明が必要なく、できることも、わかることももちろんあるとは思います。当たり前すぎるとは思いますが、日本で”仕事”をして、言葉が自由に話せなかったら・・。仕事にならない事くらい、簡単にわかることだと思います。場所は、フランスに変わるけれども研修しに行くのでもなく、仕事をしに、させてもらえる機会を得たわけです。
考えられますか?言葉が十分に通じない外人と、半年も、一年も仕事をすることを。私が、働いていたアルザスの方々は、本当によく働くんです。そして、とても楽しそうに、いきいきと。一緒に働いている人は、よく見ていますよ。 日本で働いていた時に比べて、雑談・仕事の事もすべ含めて、アルザスの方は、よく話を仕事中にします。そのやりとりがとても大切だと、言っていることが大分わかるようになった頃でも、対等に言い合うには私のフランス語は、あまりにお粗末なもので、到底無理でした。
前に進んでいくために、考えて・悩んで、何でも自分で行動することでしか変わっていきません。だからやってみる。もちろん失敗して、落ち込むことがしょっちゅうでもありますが、実際に自分でぶつかってみて学ぶこと。そこから、自分の中に落ちていくものがある。けれど、それには言葉があると、さらに豊かになることを痛感しました。
これが、私が言える一つの事です。フランス語ができたほうがいいのではなく、絶対に必要なものなんです。 自分が足りなかっただけに、今から一年間以内の時間がまだフランスで過ごせるのなら、また、これから準備という時間があるのなら、そこに時間を割いてこの一年で充実したものにしてほしいと思います。
ミルジョワ企画のHPでは、
他にもたくさんの方のワーホリ体験記が掲載されています。
詳しくは、下記のHPをご覧下さい
フランス旅行・フランスワーホリ&留学のことなら
ミルジョワ企画 http://www.bonjour-mjp.com/index.html
ミルジョワ企画代表のブログ http://millejoiesplanning.blog63.fc2.com/
アルザスでパティシエを経験!
2008年11月からアルザスで
パティシエさんとして2009年2月半ばまで働いていた 西田悠子さん
アルザスの有名なノエル(クリスマス)をパティシエとして経験できました
2009年3月からはフランス語の学校に数ヶ月通い始めました!
今日は、ヴァンダンジュ(葡萄の摘み取り)を経験したときの彼女からの を紹介したいと思います。
西田さんからの Vendangeは、オーベルジュがお休みの月曜日にするとのことだったので、いつか、いけたらいいなぁぐらいの気持ちではいました。この日も、あるお休みの日、休みの日にも関わらず、もう、朝8時には、たくさんの人で、元気なアルザス語が飛び交っていて、おしゃべりが盛り上がっていました。そんな朝・昼・夜関係なく、いっつも勢いのある大きな声でしゃべるアルザス語を聞いていると、こちらまで元気になるようで、いつも、笑顔にしてもらっていました。 何台もの車にわかれて、トラックの真っ暗な荷台の中にほんの十分くらい揺られて到着すると、一面が見渡せるほどの丘の上のブドウ畑に。。。天気もいいのと、高い所なので、とても空気が澄んでいて、何度も深呼吸をしたくなるような素晴らしい見晴らし。ストラスブールや、小さな村・町をあそこは、何、あそこは・・・と感激している私のわきで、教えてくれました。
この時期には、もう大分葡萄の葉が落ちて、葡萄が取りやすく、常にすごい勢いで、止まることなく話しているにもかかわらず、葡萄を取るのも速い。。。しかも、ただ、取っているのではなく、最初はこういうものを、そのあとは、残ったものを取り、どういうワインを造るかによってとるものも、選別していました。
夢中になって、夕方までブドウを取っていると、終わった頃には、さすがに体がおかしな具合になっていて、翌日は相当筋肉痛がひどかったのですが、気持ちよく晴れ渡った空気の中で、リズミカルなアルザス語を聞きながらのブドウ摘みは特別でした。
でも、ここからまた、働いた人と一緒にみんなで、ワインとシャルキュトリーを脇に数時間話を楽しみ、しばらくして、そこから夜遅くまで、食事を楽しむ。..
その食事の中でも、もちろんアルザス特有の料理がたくさん出てきて、とても興味深かったのですが、単純に、私は、会話を楽しみながら、食事を楽しんでいるその時間を大切にしていること・それがノーマルなことを本当に素敵だなぁといつも思っていました。

フランスワーホリ&留学のことなら
ミルジョワ企画 http://www.bonjour-mjp.com/index.html
ミルジョワ企画代表のブログ http://millejoiesplanning.blog63.fc2.com/

ブログランキングに参加しました。
ポチッと一押しお願いします。