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フィンランド2013

今年も9月上旬にフィンランドに行ってまいりました
今年は例年より気温が高く、北のラップランドも18度でもありました。
いつもこの時期は、もう寒いくらいないのにこの暖かさにはびっくりです。
紫外線がすごく強く日焼けがこわいくらいでした。
これも地球温暖化の影響でしょうか…?夏の間もとても暑かったようです。

ということで、今回は天気がよかったため、毎日毎日森歩きをしました。
森歩きというより、岩山を登ったり下りたり、かなりトレッキングに近いものでしたね。
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森でも山でもそこらじゅうにブルーベリーが生えていて、もちろん食べ放題なので、
食べてばかりでなかなか前に進めません。
トレッキングコースはきちんと整備されていて、歩きやすくなっています。
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おじいさんやおばあさんたちが、ノルディックポールを使いながら、どんどん登っていきます。
山の上には、バーベキューができる場所があって、
みんなそこで「マッカラ」と呼ばれるソーセージを焼いて、
リュックに入れてかついできたビールで乾杯!がフィンランド流です。
P1000264.jpg
おしゃべりをしたり、バードウォッチングをしたり…。
フィンランドのお年寄りたちは、それはそれは元気ですよ~。
今のところ福祉も充実していますし、すぐ近くに自然がたくさんあり、
そのなかで健康的に身体を動かし、お酒を楽しみ…、
私もこんなステキな老後を送りたいとつくづく思いました。



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さまざまなフランス旅行情報やワーホリ体験記を掲載しています。
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風立ちぬ

スタジオジブリの宮崎駿監督が引退すると聞き
いそいそと 「風立ちぬ」を 観に行ってきました。

静かに 後からじっくりと 胸が熱くなる映画で
その画面の美しさは 日本が世界に誇る 
アニメ文化の究極といった感がします。
   
映画は ポール・ヴァレリーの有名な一節
「Le vent se leve, il faut tenter de vivre。」で始まります。

「風立ちぬ いざ生きめやも」と訳した堀辰夫と
零戦を設計した 堀越二郎の生涯を交錯させた
オリジナルストーリーです。

堀越氏や堀辰夫をよく知らなかったため 
ネットで調べているうちに
ポール・ヴァレリーが1945年 亡くなる直前に
講義しているDVDを見つけ 声を初めて聞きました。

彼が眠るセットーの墓の映像も見つけると
まさに 「風立ちぬ・・・」の一節が出てくる 
彼の長詩 「海辺の墓地」を彷彿とさせます。

一篇のアニメが 地中海を臨む
フランスの小高い丘にある墓地にまで至るなんて
何とも感慨深い。

「何があろうとも この世は生きるに値する」 と
ヴァレリーが伝えたかった思いを
宮崎監督は 「生きねば」 と 一言で表現しています。

時代や国が変わろうとも
皆 思いはひとつなのかもしれませんね
   
久方ぶりに聴いた 荒井由美の「飛行機雲」も
その若い声に びっくり!
自分も 夢がたくさんあった頃を思い出します。
   
「風立ちぬ」
もし機会があれば 
是非 ご覧になってみたらいかがでしょうか。

スタッフ:SUGAYA


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