「神々の男たち」
仏語に再びチャレンジするようになってから、“フランス映画”と聞くと、居ても立ってもいられず時間を見つけては、映画館に走ります。
先日は「神々の男たち」を観てきました。
2010年カンヌ映画祭でのグランプリ受賞をはじめ数々の賞を総嘗めし、フランスでは300万人をも動員するほど、一大センセーショナルを巻き起こした映画です。
1996年アルジェリアで実際に起きた武装イスラム集団によるフランス人修道士殺害事件を基にした映画。
アルジェリアの、とある小さな村。
そこにはイスラム教徒の村人と、友愛の心で共に生きる修道士
同じ宗教でないもの同士が本当の意味で宗教が心にあったでしょう、、、共存していたのですね。
そこへひたひたと押し寄せる 過激な(>_<)イスラム原理主義者の非道な暴力の手。
「異教徒は殺せ」 ですね。まさに・・・・
それでは人間の為の宗教ではなくなります。
死の恐怖を前に、村を捨て母国に帰るか 最期まで村人を守り、殉教の道を選ぶべきか迷い逡巡し、苦悶する修道士達。
9人の修道士を個性豊かな俳優陣が見事に演じています。
最期の晩餐に臨む、1人1人の顔は神々しいばかり
悲しい結末を迎えますが、人は何のために生きるのかと思うとなぜか胸が熱くなりました
内戦もテロも縁遠い日本
この度の大震災で、”生きる”ことができる喜びと感謝を思い出した日本人。
間違っても、”平和ボケ”してはいけないと思いました。
単にハッピーエンドでは終わらず、いつも何かを考えさせる仏映画。
映画館でのひとときは、極上の時間です
スタッフ K/S
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