「イラン式料理本」
先日 「イラン式料理本」の試写会に 行かせていただきました。
イランを代表する 鬼才モハマド・シルワーニ監督の最新作で
さまざまな年代のイラン女性が 今晩の献立や 伝統的な家庭料理を披露します。
どのシーンも 据えっ放しのカメラの前で 黙々と料理を手掛ける女性達
監督の母親の世代の女性達は 当然のように 半日以上かけて 毎日料理を作り
特に 日の出から日没まで 1ヶ月間飲食を絶つ
ラダマンの明けた後のご馳走は まあ見事
それに比べて 若い世代を代表する 監督の妻は
夫の友人に振る舞い 美味しいと褒められたシチューは
実は缶詰だったと言って しらけさせます。
CGがある訳でもなく 特別な撮影技法も使われていない分だけ
キッチンに立ち 監督の問いかけに それぞれ答える女性達の思いが 前面に出て
「料理って何だろう?」 「女性って 何のために生きているんだろう?」と
考えさせられました。
イラン料理なんて見たことも 食べたこともありませんでしたが
ルビア・ポロ(インゲン豆ご飯) ドルマ(ブドウの葉包み)
クフテ(ジャンボ肉団子)を初めて知り
どれも 手間暇かけた 愛情たっぷりの料理
是非 食べてみたいと思いました。
イランのキッチンも 大きな冷蔵庫やレンジ 圧力釜もあって 日本と変わりません。
「昔は 水道水を飲んだけれど 今は買っている。」なんて まるで日本と同じ!
エンド・クレジットを見ると イランの世界も 刻々と変わりつつあることを実感します。
9月15日より 岩波ホールで上映されます。
ご興味のある方は 是非ご覧下さい。
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